ホームポジション

通常はホームポジションと言えば、中段のキーに指を置くのが一般的です。しかし本当にそこがベストなのだろうかという疑問が浮かびました。人間の指の長さを考えれば、必ずしも真横にホームポジションを置くことが合理的とは言えないのではないでしょうか。

薙刀式ではQwertyだとj,i,oの指の流れを重視しているそうです。また同様に大岡さんの作成したヌンチャク式というローマ字配列ではQwertyだとj,i,o,f,eにそれぞれ母音を配置しています。
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いろは坂配列もキーボード上段にいくつかホームポジションを置いています。配列製作者の方にとっては当たり前かもしれませんが、私は若干の驚きがあります。
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運指の最適化と聞くと速度を追求する印象がありますが、ホームポジションの変更も一種の最適化と言っていいでしょう。こういう視点があるとミス時の原因追求に役立つのではと考えています。具体的にはphoenixかな配列でな行(Qwertyのs)が苦手な印象があるのですが、これが一つの要因かもしれません。

もちろん練習不足の言い訳にはなりませんが新しい視点があるのは新鮮です。自分で気がつくと面白いですね。