テンキー用の配列を考えていて思った以上にGoogle日本語入力のローマ字変換テーブルの適用できる範囲が広いのに気が付きました。試しにコジオンさんの月配列Kが実装可能か挑戦しました。その結果がこちらです。
tuki_k.txt - Google ドライブ
濁点と半濁点の仕様を変更しています。本来おそらくは以下のようにかな入力後に濁点と半濁点を打つはずです。
「か」+「゛」→「が」
「は」+「゜」→「ぱ」
残念ながら上の方式だと実装が難しいと判断しました。かな入力前に濁点と半濁点を打つよう変更しています。
「゛」+「か」→「が」
「゜」+「は」→「ぱ」
これは私の工夫ではなく単純に力量不足です。コジオンさんには悪い気もするのですが、致し方ありません。
言い訳をすると濁点を前に打つ発想は英月配列に近いのかなという気がしています。作者の方のツイートを貼っておきます。
英月配列(ひでづきはいれつ)v2
— ソケセテ@モナDLC待ち (@madeinwariofan) June 22, 2019
v1よりも 小指の 負担を 軽減し,一部の 記号を 変更しました。
中指・薬指 前置3シフト方式です。
清濁・小書き同置方式を 採用しました。
Google日本語入力や MS-IMEの ローマ字設定で 実装できます。
↓Google日本語入力 ローマ字テーブルhttps://t.co/ZPVO4Gptd9 pic.twitter.com/XP9McckHPQ
大岡さんの解説エントリはこちらです。
oookaworks.seesaa.net
完全に再現できなかったとはいえ、こういう可能性もあると考えると世界が広がります。私にもまだやれることが残っているかもしれません。
追記
コメント欄で頂いた情報を元に、(私の予想する)コジオンさんの意図通り後置で濁点や半濁点を打てるよう設定を直しました。ありがとうございます。下にリンクを置きます。既存の設定は個人的に愛着があるので残しておきます。
tuki_k_tradition.txt - Google ドライブ