昨日紹介しためんめんつさんの継配列ですが、設定ファイルはまだ公開されていないようです。動画と配列図から私が想像する範囲でAutohotkeyで設定ファイルを書きました。
結論から言うとこれをやるなら文字はローマ字変換テーブルで定義するべきですね。キーによっては、格闘ゲームのコマンドかのごとくシビアな入力タイミングが求められます。MS-IMEかつ全角カタカナモードでの使用を前提としています。
tugi.ahk - Google ドライブ
中身は中指後置シフト配列です pic.twitter.com/nKr1bbn9uy
— めんめんつ (@mentype2) January 13, 2020
動機はEnterとBackSpaceの配置に対する技術的興味です。通常IME単体において文字キー単打ではこれらのキーを配置できません。Autohotkeyで動作する場面を限定できれば、ユーザーの支障にならない配置が実現できるのではと考えました。継配列はまずカタカナによる入力から始まりますから、このアイデアと相性が良いと言えます。
配列図だけではよく分からない点が2つありました。1つは「大」と書かれているキーの動作です。真っ当に考えれば「ゃ」「ゅ」「ょ」を大きくするキーですが、jをその程度の役割だけに使うとは思えません。作成者がめんめんつさんと考えれば、なおさらです。
動画と合わせて判断した結果、カタカナで入力されているキーをひらがなに変換する役割(F6)とあ行の捨て仮名の入力に使いました。
もう1つは切継の濁音、半濁音等の順番です。2つのパターンを想定しました。
1.文字キー→切継キー→濁点・半濁点キー
2.文字キー→濁点・半濁点キー→切継キー
1と2のどちらか、あるいは両方の入力を想定しているのかめんめんつさんに聞こうかとも思ったのですが答えていただいたところで私の技術では対応できる気がしません。結果気分で設定しています。
今気がついたのですが、大岡さんの解説エントリのコメント欄で「濁音になりうる静音+読点で確定か変換が必要になりました」と書かれているので、2の可能性は低そうです。もっと気をつけるべきでした。
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流石にこのままだと納得がいかないので、明日はGoogle日本語入力で文字を設定しようと思います。もう少し手を入れてみます。