先日のエントリに薙刀式テスターを設置されたmentaikoさんからのコメントをいただきました。ありがとうございます。
ちょうどこんな事を考えていました。
薙刀式小川版のロールオーバー対策 - 小川謙三の毒にも薬にもならない話
左手Keydown→右手Keydown→右手Keyup→左手Keyup
に限定してシフトとしたらどうだろう。
十分わかりやすい説明なので蛇足かもしれませんが、一応どんな入力方式か説明します。
通常AHKでは、キーを押したかどうかだけを考慮して機能しています。
MV同時押しのエンターで言うと
M押→V押
V押→M押
このどちらかで機能しています。文字入力を考慮しなければこれで構いません。
KとIが絡む同時押しは文字入力時に意図せず機能してしまうのを考慮して片方だけにする対策を行っています。
KF同時押しのDeleteだと
K押→F押
誤動作を文字入力が「い」→「か」の場合だけに限定しようという意図です。しかし対策として十分ではない気がして心配の種でした。mentaikoさんのコメントは、キーを離すタイミングも考慮してはどうかというアドバイスです。
通常の文字入力であればロールオーバーによる同時押しが発生したとしても
K押→F押→K離→F離
となるはずです。そこで機能するケースを限定して
K押→F押→F離→K離
こうすれば純粋にDeleteを出したい場合だけに出せるはずです。最新版ではさっそくK+F(Delete),K+V(Home),K+D(End)で使わせていただきました。この仕様を逆離しと勝手に呼んでいます。もっといい名称があるかもしれません。
いずれにせよ的確な助言ですね。薙刀式テスターも使いやすくて助かっています。重ねてありがとうございます。
追記
逆離というのはあまりいい言葉ではないようです。別の表現を考えます。
www.weblio.jp
追記2
ひとまず「ナンバ押し」とします。不評が多いようならまた考え直します。