小川謙三の毒にも薬にもならない話

年間ブログを350日更新したらそこそこの額稼げる説を検証していました。

隙間

大岡さんが長時間における打鍵速度についてエントリを書かれています。
oookaworks.seesaa.net
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2時間で800/10分ペースは私から見るとすごく早いですね。私は30分でも保てるかどうか怪しいです。薙刀式のマニュアルを見る限り大岡さんはMS-IMEユーザーと推測できますから、なおさらです。

最近私は河北新報社説コラムで練習しています。社説は1000字、コラムは500字程度ですから、もし1万字打つなら10回から20回も練習する必要があります。目が回りそうですね。

語弊を恐れずに言えば、私は速度を競う世界から身を引こうと考えています。表現として正しいかは分かりませんが、一般的に想定されるPCユーザーが積む練習過程は既に十分考慮できたと思っています。
jigendaddy.hatenablog.com
ここから先は、原則として一文字もミスが許されない状況でのコピー打鍵や日本語の教育課程にある人達を想定してtsf-tutcodeで後置型変換方式を中心に練習します。もし速度を競うのであれば慣れていないのを差し引く必要があるにしても、これまでより明らかに遅いです。文章中に使用されている漢字の読みと違うかなを打つ必要がある場面も珍しくありません。

その分正確性が上がり、漢字の知識を勉強しながら打てるのがメリットです。それでは話にならないと思われる方もいるでしょう。しかし私にとってはこれが実用です。競技とは全く違う世界ですね。

よりニッチな分野ですが足を踏み入れている人が少ない分やりがいもありそうです。キーボード沼や配列沼という言葉は聞きますが、IME沼は聞いたことがありません。それだけ参入が難しい分野なら検証の余地が残っていそうです。

tsf-tutcodeでIMEトグルを設定

きたみりゅうじさんがブログにキーボード配列に関するエントリを書かれています。結論から言うと問題の解決に繋がる適切な手段は思い浮かびませんでした。
oiio.jp
oiio.jp
紹介するまでもないかもしれませんがきたみさんは長年に渡り幅広い分野で大変有意義な仕事をされている方で、私も出版された書籍を何冊か買わせていただいています。ブログも前身のキタ印工房時代から読ませていただいています。万が一ご存じない方のためにWikipediaのリンクを貼っておきます。
きたみりゅうじ - Wikipedia

直接きたみさんのエントリを読んでいただけば話が早いのですが、自分なりにここまでのエントリの流れをまとめます。

1.英語配列のキーボードでIMEを切り替えるショートカットを押すのが面倒だから、右Alt単打でIMEオンオフのトグルに変更したい。
2.常駐ソフトを増やしたくないのもあってChange Keyレジストリを変更して右AltをF13に配置し、IME側でF13をオンオフのトグルに設定した。
3.MS-IMEは2の方法で変更できたがATOKでは不可能だった。


まずGoogle日本語入力では可能か気になりましたが既に紹介されている方がいます。
cheejpn.hatenablog.com
ATOKでの解決法はATOKユーザーの方にお任せするとして、私はtsf-tutcodeでの設定方法を調べました。まずF13を右Altへ配置するまではきたみさんと同じなので省きます。

tsf-tutcodeの設定ダイアログから「キー0」タブを開き、F13の仮想キーコードである0x7cを仮想キー欄に入力して更新ボタンを押します。ON/OFFのラジオボタンを切り替えて両方ともに登録します。登録が終了するとこんな画面になるはずです。

これまでキー設定はAutoHotkey前提で考えてきました。便利なソフトでとても助かっていますが、常駐ファイルが複数あると確認が面倒なのも事実です。この方法であれば必要以上にahkファイルを増やさずに済みますね。

これと今日の練習を踏まえて現在のahkファイルを貼っておきます。

#include ime.ahk
#If IME_GET()
vk1D::Send,^{q}
vk1C::Send,{Enter}{Left}{BackSpace}{Right}
v::Send,{Enter}
b::Send,{BackSpace}
c::Send,{Esc}
x::Send,{BackSpace}
vkBC::Send,{5}
.::Send,{6}
!j::Send,{Left}
!l::Send,{Right}
!k::Send,{Down}
!i::Send,{Up}
#If

無変換で全角英数モードに変わります。漢字変換時に最上段まで指を伸ばすのがしんどいのでコンマとピリオドにそれぞれ5と6を置きました。xのバックスペース配置は人差し指の負担軽減目的です。

明日も変化を恐れず進むだけです。

中央

こんばんは。今日もtsf-tutcodeで後置型変換を使った漢字変換の練習をしています。nとmを漢字変換に使う関係で、AutoHotkeyの設定を再調整しました。ここに至る考え方について書きます。変換キーだけややこしいですが、「漢字」のように2文字に変換される場合2文字目の「字」だけを取り出して使う目的です。

vk1D::Send,{vkF3sc029}
#include ime.ahk
#If IME_GET()
vk1C::Send,{Enter}{Left}{BackSpace}{Right}
v::Send,{Enter}
b::Send,{BackSpace}
c::Send,{Esc}
x::Send,^{p}
!j::Send,{Left}
!l::Send,{Right}
!k::Send,{Down}
!i::Send,{Up}
#If

めんめんつさんの動画を見てから、バックスペースとエンターの配置には配列作成者の方の設計思想が色濃く出ていると考えています。ホームポジション付近のキーボード中央に置かれる方もいればデフォルトより中央へ寄せる方もいます。パソ活さんのようにデフォルトのままで使用される方も当然います。

便宜上キーボード中央に置く場合を中央集権型、それ以外を地方分権型と呼びます。
jigendaddy.hatenablog.com
jigendaddy.hatenablog.com
優劣の議論は配列作成者の方に任せるとしてphoenixかな配列はどちらの思想で設計されているでしょうか。私は中央集権型だと考えています。

比較的頻度の低いと考えられるわ行、や行をそれぞれ左手小指と薬指に配置しているのは負担を減らす為でしょう。人差し指の打鍵範囲が広いのもキーボード中心から外れた範囲の負担を減らす目的のはずです。

そもそもphoenixかな配列を選んだ時点で中央集権的な思想を意識していました。今までキーボード中央のnにEnter、bにBackSpaceを配置していたのは以上の理由です。今回の調整では中央集権そのものが本当に正しいのか再確認する必要がありました。kouyさんのようにBackSpaceをコロンに配置して試したりもしました。

結論は出ていませんがひとまず中央集権型で進めようと考えています。やりにくそうなら変更しますが、現状どうにかなりそうです。

話は変わりますがWeather Typingが更新されました。どうやら新しいワードも追加されたようです。またノーミス100ワードに挑戦したい気持ちもありますが、難しそうです。タイプウェルも同時進行であればなおさらですね。少し考えさせてください。

死角

ここ数日ブログをお休みしていてすみません。説の検証を中断します。


私以上に情熱を持ってこの分野に取り組んでいらっしゃる方が数多くいます。情報を伝達する役割はもう十分のようです。これからは気が向いたときに書こうと思っています。

話は変わりますが一つ、見落としがありました。IMEについてです。キーボードや配列については今も数多くの方が情熱を持って取り組まれています。しかし私が寡聞なのかIMEについては必ずしも活発な議論が行われているとは言えないようです。

原因はいくつかあるでしょうがGoogle日本語入力が優秀であるから議論が下火になったのが大きいと考えています。確かに変換精度は体感で年々上がっています。私も今年漢字変換の練習を始めるまでは十分であると感じていました。

練習を進めるうちに意図しない文節で区切られると困るのに気が付きました。文節伸縮をAutoHotkeyで単打に置いていたのですが、それでも修正に時間をとられ十分に機能しているとは言いきれません。これにどういう対策をするべきか答えを出せずにいました。

昨日、偶然このページを見つけました。
shiki.esrille.com
後置型変換という方式で従来のIMEとは根本から異なります。かな漢字変換で文章が変化するのも体感として分かる話ですね。tsf-tutcodeについて興味を持ったので自分なりに試行錯誤してphoenixかな配列を動かしました。設定ファイルを上げておきます。
phoenix_kanatable.txt - Google ドライブ
あくまで私が勝手に調整しただけですので注意してください。

問題はいくつかありますが、打っていてこれまでより楽しいです。無理にtsf-tutcodeで入力する必要もありません。Win+SpaceでIMEを切り替えればいいだけの話です。角度を変えるだけでこんなに違うのかと驚いています。

何事も自分から動かなければ始まりません。変化を探す努力は常に継続したいですね。

順序

こんばんは。私なりに漢字変換の練習法が固まってきたのでまとめておきます。

1.タイプウェル
かな限定の練習です。まずはここからですね。
2.Weather Typingやe-typing長文
かなに加えて数字と記号が加わります。
3.Googleスプレッドシートやクイズ用のフリーソフトでタイ速過去のお題等を打つ
ここから漢字変換の練習です。1行ごとに進めていきます。
4.Tjwin
まとまった文章を打ちます。確実に入力する練習を進められます。
5.タイプウェルFT
通常の漢字変換入力とほぼ同様の練習です。資格試験の過去問を打ってもいいでしょう。

私なりに考えた方法なので必ずしも最適解とは限りませんが、参考になれば幸いです。

実はこれから先どうすればいいか迷っています。残念ながら既に私は入力オペレーターではありません。漢字変換の練習をそこまで追求するのは気乗りがしません。かといって、タイプウェルのランクは自分のJISかな超え(XB)すら難しいでしょう。

今年はここまで練習法の構築に加えて他の方のエントリに便乗するように書いてきましたが、もはやタイピングについて毎日更新する意味合いがあまり無い気もします。明日以降はタイピングと全く関係のない内容で更新するかもしれません。何をどう書いていいのかよく分かりませんが、それはそれで新しい挑戦です。やらなければ何も分かりません。

テキストエディタと正規表現

大岡さんの求めている仕様を想像しながら正規表現を考えました。
oookaworks.seesaa.net
[]と囲まれた内側を消すだけなら正規表現でどうにかなりそうです。複数行にまたがっての使用を想定しています。

検索文字列 置換文字列
\[(.|\n)*?\]

最短一致と呼ばれるテクニックを使っています。
www-creators.com
内側の抽出に関してはこれでどうでしょう。

検索文字列 置換文字列
(.|\n)*?\[((.|\n)*?)\](.|\n)*? \2

[]で囲まれていない部分が全て消えてしまうので、バックアップを取ってからの置き換えをお勧めします。

あまり使ったことのないテクニックで不安だったのですが、やってみるものですね。今日はお伝えしたいことがもう一つあります。漢字変換入力用にTjwinというフリーソフトを使い始めました。

誤変換をすると強制的にミスのない地点まで戻されるので、資格試験を想定した実践的な練習を求める方にはあまり向いていないかもしれません。私は確実に一つ一つ入力を進めたいので、ミスに気づきやすい仕様はありがたいですね。どちらかと言えば初心者向けのソフトかもしれません。

問題の自作も可能です。資格試験の過去問を打ってもいいですね。練習のやりがいがありそうです。

こんばんは。今日はタイプウェルで自己記録を更新しました。


去年自己記録を出したのが7月ですので、半年以上経過しています。この間技術的な変化も当然ありますが、精神面の変化も大きいと考えています。

以前は記録を出したい気持ちが強く、今考えると自分を必要以上に追い込んでいました。一時は精神面に負荷をかけ明らかに必要以上の負担を背負い込んでいます。
jigendaddy.hatenablog.com
更新が滞った原因はいくつかありますが最大の要因は入力オペレーター時代の自分を捨てきれていませんでした。契約を切られたという事実を受け入れられず、その気持ちを引きずったまま打っていた気がします。過去から変化しようとしていない状態で更新できないのは当然といえば当然です。

今年タイプウェルの練習を再開してからは細かい数字の分析を止め、打ち切り回数をこれまで以上に重視しました。技術的にも精神的にも必要な箇所にリソースを振り分けられていると感じています。

まだまだ何かのきっかけで以前の状態に戻りそうで怖いのですが、変化を恐れずに進んでいければ道は開けると信じて打ちます。