RTC2024に行ってきた(スケジュール編)

ざっくりで書いたように早めに行ったことで得られたメリットもあるのですが、言い方を変えれば時間管理に失敗したとも言えます。反省すべき点は大いにあります。

KIHと同じルートと時間帯を使うことで元々すかすかなスケジュールにしていたのもあるのですが、選手の皆さんの心境を考えると観光を楽しむ気持ちにはなりにくかったというのもあります。何をしようが誰も気にしていないとは思うのですが感情としてはどこかで引っかかってしまいます。

入口がわかりにくい問題もありますからタイパーの皆さんは他の観覧者の方と新橋で待ち合わせるのもいいでしょうし、何なら午前中に対戦会を開いてそこから移動してもいいと思います。

帰りは新幹線の指定席を確保していました。隙あらばもっと早い時間に振り替えるつもりでしたが動き出しが遅くて間に合いませんでした。考えることは皆一緒ですね。時間的に間に合ったとしても混雑していた可能性もありますし物は考えようで落ち着く時間を確保できたとも言えます。作戦の方向性自体は間違っていなかったはずです。

夜の東京駅は比較的混雑が緩和され歩きやすく感じました。観光目的で寄るのも悪くないでしょう。待合スペースも十分な広さがありました。

行きのルートは改善の余地がありそうです。次回以降は少しばかり変わったルート選択に挑戦するかもしれません。

今日の更新分

renka_0.1.590.zip - Google ドライブ
1.Space→な→Spaceを「ぶ」に戻しました。
2.Space直後のコンマをひらがな統一に変更しました。また1秒置きのSpace & MをEndに変更しました。
3.ろねぶ補完を変換候補窓の表示・非表示によらず使用できるよう変更しました。
jigendaddy.hatenablog.com

RTC2024に行ってきた(天狗の鼻編)


あまり個人の印象を主軸に置くのはどうかと思い、客観的な視点を心がけてきたのですがこのエントリではより主観的な話をさせていただこうと思います。

そもそもRTCという大会には2つの側面があると感じています。一つは純粋に全国大会として日本一のタイピング競技者を決めるイベント、もう一つはタイピングにおいて天狗になっている人間の鼻をへし折るイベントです。

むろんどちらの比重が大きいかは人によるでしょうが、個人的には後者の比重が大きいと今回はっきりわかりました。それくらい明確にテンションが落ちていました。もし選手の皆さんがあれほど盛り上げてくださらなかったら最悪途中で帰っていたと思います。

QwertyやJISかなで努力を積み重ねる正攻法以外の手段を探すのは間違っていないと今も言いきれます。しかしレベルを上げすぎた強者が物理で殴りあうような争いを目の当たりにすると傲慢になっていたと思わずにはいられませんでした。これからは上級者の皆さんにより敬意を払うようにします。

タイピング天狗勢の皆さんはぜひ会場で一緒に落ち込みましょう。見事に折れるようこの1年鼻を伸ばしておきます。

今日の更新分

renka_0.1.589.zip - Google ドライブ
1.Space面の配置を変更しました。Sに「ぶ」、Bに「ぐ」を配置しています。
2.Space→な→Spaceを「ぐ」に変更しました。また1秒置きのSpace & Jを長音、変換候補窓表示時のSpace & Mを「ぶ」に変更しました。
jigendaddy.hatenablog.com

RTC2024に行ってきた(座席編)

まずはたきもとさんのポストをご覧ください。


配信に声が乗ることを気にされたのか、割と後ろの席に知り合いの多そうな方が固まっていました。どういう見方をされているのか聞きたくてその近くに座っていたのですが邪魔になっていたかもしれません。幸いタイピングで鍛えられた精神力のおかげでどうということはありませんでしたが、人によっては疎外感を感じられる方もいるでしょう。

たきもとさんは異常者魂とおっしゃていますが、おそらく一人で静かに観戦したかったのでしょうから最前列に座られたのは合理的な判断です。もし後ろの席で作業されているのを見かけたら「サウナの休憩室みたいですね」とか余計な声をかけて、それこそ邪魔しに行っていたと思います。むしろ最適解かもしれません。

これは身勝手な話かもしれませんが、ライブパフォーマンスとして盛り上がりたい方こそ前の席に座るべきだと思います。運営や配信に支障がなければという前提で声を上げたり話しながら観戦したい方は前の席で、後ろの席は静かに観戦したい方が座るという区分があってもいいような気はします。選手としても多分近くに見知った顔があると安心できるはずです。

もっと言えばオフライン大会・イベントで交流を深めて、観客席のほぼ全員が知り合いという状況を事前に作り出すことができれば理想です。既にそういう状況へ至っている気もしたのですが別にそんなことはありませんでした。現状は初見でも行きやすい大会であると思いますので次回以降も遠慮なく参加できそうです。

RTC2024に行ってきた(ざっくり)

もちろんいい大会なのですが思うところはいくつかあります。


結果をまだ見ていない方は配信のアーカイブからご覧ください。

三山羊さんの優勝という結果は順当といえば順当です。miriさんの大会4連覇という偉業を破っての初優勝は元JISかな勢として誇らしく思います。おめでとうございます。

まずは選手の皆さんを称賛させてください。三山羊さんはもちろんですが、かな勢同士で1回戦から対戦する不運にめげず堂々と戦ったさなろーま?さんが印象に残っています。見習わないといけないと反省しました。

自らも出場選手でありながら前日の夜に観戦ガイドを公開され、試合直前にもかかわらず観戦者の受付待機列へ挨拶に来るたのんさんも素晴らしかったと思います。くわなさんとステージ上で対戦しなければならない状況でそんな精神状態を保つのは難しいはずです。
note.com

運営もおおむねスムーズに行われていたと思います。ダメ元で早い時間に行ったのですがロビーで待つことができました。緊張感のある空気を直前に味わうことができたのは収穫の一つです。篠原さんと隅野さんのコンビも例年通りしっかり機能していました。

やはり課題は選手の努力でどうにかなる以外の部分です。具体的にはオフラインの大会やイベントの回数をより増やすべきと感じました。RTCは当然東プレありきの大会で、単にそれだけでは細っていくのが目に見えています。よりオープンな界隈にしたいですね。

大会やイベントをやるにはそれだけ資金が必要でその資金が集められないから細っているのだと主張される方がいるかもしれません。たしかにその通りだとは思いますが、現状を変えるには大きい変化が必要です。その為にはわずかな変化を積み重ねていくしかないというのが現状の結論です。

本当に微力ですが無理なく続けられる範囲でなにかできることを探します。