最近気になっていることが２つあります。
まず一つは、各種キーをレイヤーに落としたことで操作性が悪くなっているのではという点です。特に通常の同時押しとナンバ押しを共存させたM+コンマについては、Ctrl+Sから文節左移動を削らないと誤動作が多発するのもあり使い勝手の悪化が懸念される点です。
もう一つは機能がこれだけ散らばっているとユーザーがついてこられないのではないかという点です。どこにどのキーがあるか覚えられないというよりは実戦レベルで使いこなせないことが心配です。今の大岡さんがいる速度帯でも実用は可能なはずですが、それでは主張として弱いですね。
無論まだまだ問題点はありますが改善に向かっているはずです。文字配列に影響を及ぼす範囲は減少し、ロールオーバーが発生しても誤動作は最小限に抑制されています。機能の増加も本家にはない動作を可能にしている強みではあります。実際に社説のコピー練習における精度は上がっています。
問題はユーザーにその強みが十分理解できるまで使ってもらえるかです。伝え方にも工夫を凝らす必要がありそうです。
