新システムの構想

どこまで実現できるかわからないのですが、一応考え方だけは書いておきます。

配列制作者の方が使う専門用語に後置シフトという言葉があります。かな出力後にシフト用のキーを押すことで別のかなへ変換する方式です。めんめんつさんの月林檎配列、またmentaikoさんの月見草配列ではこの方式が採用されています。
menmentsu.hateblo.jp
mentaiko.syoyu.net
指への負荷を減らせる優れた方式ですが同時に問題点もあります。かな出力後にまた別のかなへ変化することでちらつきが発生し目に対する負荷が高いことです。めんめんつさんは既にブログで指摘されています。

また、実装できたとしても単打文字→後置シフトの打鍵では最初の文字が画面にチラって出てきてその後BSされてシフト文字が現れるというような挙動なので、

あまり気持ちの良いものではなさそう。

人差し指前置シフトって無かった? - いろは坂配列練習道場

それではこの問題にどう対処するべきか。現状は変換前入力を通常の方式で確認できないようにしてしまえばよいと考えています。かな入力の開始及び出力用のキーは必要ですが、変換前入力の文字数が把握できれば変換は可能です。

やるかどうかは気分次第です。そもそも、めんめんつさんは現行の方式に満足していそうなので余計なお世話かもしれません。

追記

言葉だけだとよくわからないと思うのでサンプルを用意しました。
kunai.zip - Google ドライブ

F
J
I 濁音化後置シフト
(か→が変換)
J+K ひらがな変換
M+コンマ 変換前入力の確認
U+I 変換前入力のクリア
Space 変換前入力を出力