薙刀式編集モードの改善案

oookaworks.seesaa.net
「機能キーが、とても入り乱れている」と言われてしまえば、もちろん反論したい気持ちはあります。しかし争いの種を撒くのは望むところではありません。

大岡さんが言い切れるのは、薙刀式編集モードに自信があるからでしょう。そこで改善案を提示しどこを問題視しているか暗に示すだけに留めます。
https://d.kuku.lu/b6b9de53ce

同時押しをDFからEFへ、JKからJIへと変更しました。単純により打ちやすいと判断したためです。

それ以外は割といいかげんです。一応規則性を持たせたつもりですが、使っていないのでなんとも言えません。

速くなくともいいし、楽でなくともいい

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速さと楽さ(気持ちよさと同義と仮定)以外の価値があってもいいのでは?

まず前提として、私はkouyさんと大岡さんのお二人に争ってほしくありません。逆らいたくもありません。その上でタイピングにとって大事なのは、ミスなく安定して打ち続けられる技術だと思っています。これは速さや楽さに包含される概念ではないはずです。

速ければ安定するのであればタイプウェルのノーミス記録は上達すればするほど出やすくなるはずです。しかし残念ながらそんな感覚はほとんどありませんでした。

楽に気持ちよく打てればミスが出ないかと言われれば否定します。むしろ社説タイピングでは気持ちよく打つほどミスが出やすいです。


これは勝手な想像ですが、kouyさんはおそらく新下駄配列を作る際に他の配列より明確に優れていると示すには速度を追求する必要があると考えられたのでしょう。大岡さんは自分の仕事を楽にするために薙刀式を作成されたはずです。どちらも正しくて、どちらも間違っていません。

お二人よりコピー打鍵の技術が明らかに劣っている私が言っても説得力はありませんが、安定感を追求するためにtsf-tutcodeに手を出しました。結果ミスが改善しているかどうかは別として、こういう価値観があってもいいのかなと思います。

凍結と感謝

tsf-tutcodeと同時に使用するAutohotkeyの設定が固まってきました。
jigendaddy.hatenablog.com
連日あまりにも多くの似たような画像を投稿したためか無事Twitterのアカウントを凍結されました。お騒がせしました。

ここに至るまでの考え方を書いておこうかとも思ったのですが、それをやってしまうと他の方に勧める行為と受け取られる可能性があります。あくまでも個人的な設定ですから、多くの方にアピールする必要はありませんし無責任に広めるのも気が引けます。

したがって影響を受けた方々へ簡単に感謝の意を述べるにとどめます。

まずは大岡さんです。薙刀式のユーザーなら、画像を見れば強く影響を受けた人間が作成したのは一目瞭然でしょう。キーボード中心にキーを集合させる、左右シフト方式を廃止してセンターシフトの使用、機能キーを組み込む、IMEオンオフに無変換と変換を使う、そのどれもが薙刀式の影響を受けています。

2人目はめんめんつさんです。Ω型ホームポジションの発想がなければ、斜めの関係性を重視することはありませんでした。おかげで左右混合を極力防げたと考えています。

3人目はkouyさんです。キーカスタマイズ再現時のノウハウがとても役に立ちました。また2020年版キーカスタマイズの公開がなければ、EscのC単打には踏み切れなかったと思います。

他にもキーボード配列用のスプレッドシートを使わせていただいたパソ活さんを始め、皆さんの力に支えられた結果だと思っています。ありがとうございました。

解説

katsumakazuyo.hatenablog.com


最近タイピングから離れつつあります。人と競う必要がないからですね。

前の記事では現在使用しているahkファイルを置きました。配列を以前より変更している理由について書いておきます。
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大岡さんは上の記事で機能キーが遠いと書かれています。基本的には私も同意見ですが、今の技量では全てをホームポジション付近に揃えるのは難しいと判断しました。取捨選択するのにどういう判断基準を採るべきか悩んでいました。

IT用語に正常系、異常系という言葉があります。もし分かりにくいようなら通常の動作とエラー発生時の動作と考えてください。私はそういう理解です。
qiita.com
この考え方を機能キーに当てはめるならエンターやIME切り替えは正常系、BSやESCは異常系と捉えられると思います。現状はこの考え方を配列に取り込んでいます。

ホームポジション付近に配置するべきは異常系でしょう。緊急時に脱出用のボタンが押しにくい場所にあるのでは有意義とは言えません。確定時にエンターを押さないのであればなおさらですね。従来からBSをVへ、ESCをCに割り当ていますので維持します。

エンターをXからCtrl+:(コロン)に変更しました。ホームポジションから明らかに遠いですね。これは現在使用しているキーボードの形状が影響しています。
usshi-na-life.com
上の記事の画像のように、右Ctrlが通常より内側へ置かれています。これを右手親指で押せば右手中指はコロンの位置に来ます。この位置を配列に取り込みました。使用感はまだなんとも言えませんが、それほど悪くない気はしています。

元々はkouyさんのBS配置やパソ活さんのエンターはJIS配置がちょうど良いという発言に着想があります。こだわるつもりはありませんが、現状は試すだけの価値はある気がしています。
y-koutarou.hatenablog.com
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全角モードへの切り替えをCtrl+]に置きましたが、この是非はよく分かりません。方向キーのb+jiklも含めて改善の余地はまだまだありそうです。

tsf-tutcode使用時のAutoHotkey設定ファイル

tsf-tutcode使用時のAutoHotkey設定ファイルを置いておきます。一応以前より改善してはいるはずですが、お勧めはできません。あくまで自分用の備忘録です。
kanatable_tmp3.txt - Google ドライブ

https://d.kuku.lu/adb3b3b605
https://d.kuku.lu/56c3702e70

https://jigendaddy.tumblr.com/post/631560486912212992
jigendaddy.tumblr.com

#include ime.ahk
#If IME_GET()
Space & k::Send,^w
Space & v::Send,^j
Space & c::Send,^t
Space & f::Send,{F13}
Space & e::Send,{F14}
Space & j::Send,{F15}
Space & d::Send,{Esc}
Space & g::Send,^q
Space & h::Send,{vk1D}{vk1C}
Space & n::Send,{Enter}
Space & vkBC::Send,{Enter}{Left}{BackSpace}{Right}
Space & r::Send,^a
Space & u::Send,{End}
Space & i::
Send,{f}
Send,{BackSpace}
Send,{Esc}
Send,{BackSpace}
Return
~f & m::
Send,{Esc}
Send,{F15}
Send,{o}
Return
~d & m::
Send,{Esc}
Send,{F14}
Send,{m}
Return
~m & e::
Send,{Esc}
Send,{F13}
Send,{m}
Return
~k & j::
Send,{Esc}
Send,{F13}
Send,{e}
Return
~j & v::
Send,{Esc}
Send,{F15}
Send,{i}
Return
~i & j::
Send,{Esc}
Send,{F14}
Send,{j}
Return
~j & k::
Send,{Esc}
Send,{F16}
Send,{k}
Return
~j & i::
Send,{Esc}
Send,{F16}
Send,{j}
Return
~m & f::
Send,{Esc}
Send,{F13}
Send,{i}
Return
~m & d::
Send,{Esc}
Send,{F14}
Send,{k}
Return
~m & v::
Send,{Esc}
Send,{F14}
Send,{i}
Return
~v & j::
Send,{BackSpace}
Send,{Esc}
Send,{Enter}
Return
~f & e::
Send,{Esc}
Send,^j
Return
~d & v::
Send,{BackSpace}
Send,{Esc}
Send,^q
Send,{Space}
Send,{vk1C}
Return
~v & m::
Send,{BackSpace}
Send,{Esc}
Send,^q
Send,{Space}
Return
~f & v::Send,{Esc}{vk1D}
#If
#If ! IME_GET()
~j & n::Send,{BackSpace}{vk1C}
#If
F13::
Send,{f}
Send,{d}
Return
F14::
Send,{e}
Send,{r}
Return
F15::
Send,{j}
Send,{k}
Return
F16::
Send,{x}
Send,{z}
Return

定石

練習のために、西野亮廣さんの動画から文字起こしをしました。大部分を音声入力に頼っています。こちらのサイトを使用しました。手直しは必要ですが十分機能しそうです。
speech-to-text-demo.ng.bluemix.net



おはようございますキングコング西野亮廣です。お笑い芸人をしたり絵本作家をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしております。この放送は中年アマチュアキックボクシング最強目指すお父さんマツオカツトシさんの提供でお送りします。マツオさんどうもありがとうございます。さて今朝は定石を甘く見るなというテーマでお話ししたいと思います。僕のですね毎朝のスケジュールをざっくり申し上げますとですね。起きてええまずはこのVoicyおよびYouTubeの音源を撮って配信。その後ううブログを更新。でその後オンラインサロンの記事二、三千文字ぐらいですかねを更新。でその後にネットショップで承っている絵本にサインを入れてレターパックに住所を書いて梱包して配送ですね郵便受けにポスト投函するっていう。約ですね一万文字を発信してサイン本の制作、作成&配送。これが毎朝最低限やってることですね。これが最低限ですね。でここからプラスアルファでイレギュラーな作業が入ったりしています。多分普通の人だったら三日も続かないんじゃないかな。一万文字発信するのは多分その段階でつまずく方が結構いらっしゃると思うんですけれどもこれを何年もやっているっていうところですね。これをよく言ってますね僕が。毎朝この作業を済ませて大体どれぐらいに終わるのかな。朝十時ぐらいに終わるのかな。この作業済ませてあと十キロ、一日十キロジョギングして仕事に向かってます。でちなみにお仕事は大体夜中までですね。三時とか四時ぐらいまで続くことがザラでその三時間後には帰宅してその三時間後にはもう次の日の作業が始まっているっていうこういう毎日ですね。ちなみに地球人の中で最も人と膝を突き合わせで会ったことのある人間になるっていうことを決めていてなぜか決めちゃったんですよね。いつか何年か前に僕は絶対に一番人に会うっていうことはもう決めていて。で講演会と今は舞台たけしの挑戦状っていうのが入っていてまあその稽古中なんですけども。それでなかなか身動きが取れないんですけどこれはどっちかイレギュラーなスケジュールで普段はですね講演会等でこまめに地方回って大体週に二、三回ぐらい講演やってんのかなぁ地方で。こまめに地方回ってはそのままその地域のサロンメンバーさんと飲みに行って交流を深めています。でね今日は僕の努力自慢をしたいわけじゃないんです。ええ別にこんなことしたいわけじゃなくてね。これは大切なことなので忘れられないように自分のブログでもね半年に一度ぐらいのペースでおんなじこと言っているんですけれども凄い大事だからおんなじこと言ってるんですわざと。僕キングコング西野はですね。なんかそうだなあ。ん革新的なアイデアで時代を切り拓くアイコンとして扱われる機会が少なくないんですねなんか現代の革命家だみたいな。そういった扱われ方をする機会が少なくないんですね。事実これまでね誰もやったことがないようなアクションを何度もしかけてきましたしこれからも仕掛けます。派手な奇策を打って世間を驚かせたことも今後驚かせることもあると思います。ただその下地には冒頭申し上げたようなですね恐ろしくこう地味な作業とどぶ板営業があります。僕はね世界の誰よりもやっているこの文字を発信することそしてサイン本作ることそして膝を突き合わせてお客様とお話しすること。これは新しいことでも何でもないんですね。何十年も物によっては何百年も前から続いている定石です。こうした方がいいよねっていう。定石っていうのは最善とされる決まった打ち手のことですね。でこの業績ってのは何千何万何億もの先人たちが試行錯誤それこそね奇策を繰り返してたどりついた答えであって。それはたった一人の人間が打ち出したアイデア奇策で軽々と越えられるものではないんですね。そして僕たちが受け止めなければいけない残酷な現実がここにあるんですけれども、それは自分が思いついたこれまでにないアイデアというのはその昔既に誰か試していて失敗して必要がないものだと世の中から抹消されたものであって厳密にはねこれまでにはないアイデアではなくて現在ないアイデアであるということを僕たちは受け止めなくちゃいけない。これやっぱりねえアイデア思いついた人はそんなこと知らないからさそんな歴史知らないからさ、自分の自力でそのアイデアにたどり着いてるから受け止めたくないんですよ他のことが他の人が既にこれ思いついてたっていうことは受け止めたくないからもはやアイデア思いついた瞬間に同じこと考えた人はいるんだろうかって検索すらしてない人がほとんどなんですがあなたが思いついたアイデアってのはもう世の中にもう一万通りある。一万件あって全てそれは要らないものとされた捨てられたっていうふうに捉えておいた方がいいと思います。僕ね。時々サロンメンバーそのお店に行くんです。どうせ自分の時間とお金を落とすんならよくわからないお店よりもサロンメンバーさんのお店に落とすことでサロンメンバーさんのあのお店の売り上げに貢献して応援したいので美容室とか絶対サロンメンバーさんの店を選んでいます。居酒屋もそうかな。でそこで時々お見受けするのはですねその店のオーナーさんなりの斬新をしていたりするんですよ。他であまり見たことがないええ料金体系とかそういうのですね。でちょっと厳しいこというと確かに他にはないかもしれないけどそれは思いついてるけどやっていないだけで面白くも何ともないただただあなたの****でしかないっていうところですね。あとこれすっごく大事だと思うんですけれども似合ってないんですよね。似合ってないなこれが非常に重要ですね。今日の主題です。これ洋服とかと全く同じで時々ダサイ服を着ている人に対してダセえなって言ったらわかってないなこれオダギリジョーが着てたやつなんだよって返ってくるけど。それオダギリジョーさんだからかっこいいだけでお前オダギリジョーじゃねえぞっていう。大阪のオバハンが愛用してるヒョウ柄のセーターでもカッコよく着ちゃうのがオダギリジョーさんだから。でサービスのアイデアっていうのも全くそれで。似合ってなかったらはまらないんですよね。ここはねえ。だからあれです僕が思いついたアイデア見て僕が仕掛けたアイデアというのを全く同じことやってとしても似合ってなかったらうまくいかない。ここの似合う似合わないって斬新な料金体系。何そのお金の回し方みたいな面白いってなる人と同じことやってもんってなる人っていうのはやっぱりいてねこの似合う似合わないっていうのが斬新なアイデアが似合う似合わないってやっぱあるんですよね。でこれ似合わなかったらはまらないっていうここは受け止めなきゃいけないです。洋服といっしょです。そしてそしてね。世のアイデアマンといわれる人たちつまり斬新なアイデアが似合う人たちっていうのは往々にして定石を大切にしていて歴史を重く受け止めていてあとびっくりするぐらい地味な作業を水面下で繰り返しています。あるっていう漫画サービスを展開しているんですねけんすうさんっていう方なんかまさにもうなんだろうなあその典型で次から次へと面白いアイデアがポンポンポンポンポンポンポンポン出てくるんですね僕自身西野さんこうしたほういいっすよみたいなことをボンボンアドバイスいただくんですがもうほんと次から次へとけんすうさんの口から面白いアイデアっていうのはポンポンポンポン出てくるんですけども。彼のSNSの使い方とか彼が運営してるあるのオンラインサロンなんか見ているともうねえめちゃくちゃ泥臭いんですやってることは。古典的なこともバンバンやっちゃってるし。その上で何回かに一回ぐらい何それみたいなカードを切ってくる。でこれちょっとリンク貼っておくので興味がある方は一度覗いてみて下さいあるのオンラインサロン。けんすうさんの運営しているあるのオンラインサロンのリンク貼っとくんで。僕も入らせてもらってるんですけども本当に面白いし背筋が伸びるのでええお勧めです。今日のまとめとしてはアイデアは似合う似合わないすごい大事だぞとそのためには定石っていうのを甘く見ない方がいいと思いますよっていうそういうお話しでございました。それでは素敵な一日をお過ごし下さい。キングコング西野亮廣でした。じゃまたね。

対策

こんばんは。AutoHotkeyの設定が固まってきたので上げておきます。

#include ime.ahk
#If IME_GET()
vk1D::Send,^{q}
vk1C::Send,{Enter}{Left}{BackSpace}{Right}
b::Send,{BackSpace}
v::Send,{4}
c::Send,{Esc}
x::Send,{Enter}
vkBC::Send,{5}
/::Send,{6}
!j::Send,{Left}
!l::Send,{Right}
!k::Send,{Down}
!i::Send,{Up}
!q::Send,{2}
!a::Send,{3}
!z::Send,{1}
#If
#Tab::
Run,C:\Users\demen\Downloads\dvo.bat

全角ピリオドをよく使用するので、6を右隣のスラッシュに移動させました。最上段まで指を持っていくのが面倒なので1から3をAlt+Z、Alt+Q、Alt+Aに置いています。もっといい位置があるかもしれません。

最近は練習にMIFESというテキストエディタを使用しています。練習したファイルを比較できるのが便利です。体験版の期限を過ぎると保存ができないそうですが練習に使うだけなら問題ないはずです。

Twitterで書き忘れていたことを書いておきます。先日、タイ速さんで登録された記録にチートの疑いがあるとして登録を取り下げられました。


30秒で688打、つまり1376kpmかつミス0の新記録です。私の見解としてはもしチートであるとしたらDvorakJのようなエミュレーターを使用した可能性が高いと考えています。

この方法だと配列を暗記する必要はありますが画像認識より技術として簡単にハイスコアを出せます。この対策を書き忘れていました。

大変だとは思いますが、文章の数を増やしてはどうでしょう。100文なら暗記できても150や200となればそう簡単にはいかないはずです。

もし実力で出したとすればすごい記録ですね。ご自分の記録があくまで実力によるものであると証明したい方はタイピングソフトやサイトの結果画面だけでなく大会に参加したり打鍵動画をアップロードされることをお勧めします。