勝間さん、アイデアが3つあります

katsumakazuyo.hatenablog.com
このエントリが随分話題になっていたようです。フットスイッチの使用経験はありませんが、一見シンプルなようで使いどころの難しいデバイスという印象があります。6つものペダルを用いるのが唯一の手法とは思えません。他の解決手段を考えました。

1.マクロパッドを使う
oookaworks.seesaa.net
大岡さんが指摘されているように、マクロパッドを使うのが第一感です。自作するのは酷でしょうからこちらを使われてはどうでしょう。
k-tai.watch.impress.co.jp
2.紅皿+薙刀式を使う
qiita.com

特に増やしたかったのは、句読点の他、改行とバックスペースでした。

フットスイッチを6つにしたら、私の予想を遥かに上回る快適さになりました - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

改めて薙刀式の仕様を表にしておきます。

読点(、) Space+V
句点(。) Space+M
改行 MV同時
BS U(IMEオン時)

本来は推奨したい方法ですがデメリットもあります。

デメリット1:配列を覚え直すか配列定義を切り替える必要がある
当然ながらNICOLAから薙刀式に変更すると、配列を覚え直す必要があります。いちいち配列定義を切り替えるのも面倒でしょう。音声入力用と割り切るなら無視できます。

デメリット2:紅皿のインストールにウイルス対策ソフト側で除外設定を行う必要がある
benizara.hatenablog.com
配列沼住民なら信用があるので構いませんが、勝間さんにとっては無視できないリスクのはずです。以前紅皿を「初心者の方にはいいソフト」なんて書きましたが現在は熟練したユーザーの実用にも十分耐えるだけの性能があります。
jigendaddy.hatenablog.com
3.やまぶきRの配列定義を変更する
mgn.co.jp
やまぶきRを使用されているなら、これが一番手っ取り早いはずです。新規に作り直すのも難しくなさそうですね。文字コードがUTF-16LEのBOM付きであることだけ注意すればよさそうです。デメリット1は残りますが勝間さんの立場ならこうします。

追記

勝間さん、アイデアが3つあります - 小川謙三の毒にも薬にもならない話

ご提案ありがとうございます。なるべく指をつかいたくないんですよね。今のところ、7つでも大きな混乱なく、運用できてきます。

2021/07/04 16:03
b.hatena.ne.jp
指への負荷を減らす目的ならマウスを使ってはどうでしょう。手法は2つあります。

まず1つはマウスジェスチャを使う方法です。手首の負荷が増えそうなのであまり推奨はできませんし、勝間さんなら既に試している気もしますが一応書いておきます。Smalkerというソフトを使いました。
sites.google.com
f:id:jigendaddy:20210715075559p:plain
意図どおり機能しているようです。細かい設定手法については省かせていただきます。

もう一つはマウスボタンをショートカットキーのように組み合わせて使う手法です。これはいわゆるゲーミングマウスのように通常のマウスよりボタンが多いか、リングマウスのように装着して操作するかいずれにせよ特殊なデバイスを用いることをお勧めします。
akiba-pc.watch.impress.co.jp
X-Mouse Button Controlというソフトを使いました。くれぐれも私のように左クリックや右クリックをレイヤーに割り当てて本来の機能が動作しなくなって困ることのないように気をつけてください。

例としてミドルボタンにレイヤー、左クリックに読点、右クリックにEnterを割り当てています。
f:id:jigendaddy:20210715101735p:plain
f:id:jigendaddy:20210715101753p:plain
どちらもあまり試したことのない手法で実用的であるかどうかは不安ですが、参考までに書いておきます。

追記2

句読点絡みの小ネタを見つけましたのでリンクを置いておきます。
jigendaddy.hatenablog.com