たすき詳説 Home・End

I+F Home
K+V End

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まず説明を続ける前に、抑えてほしいポイントが2点あります。まず一点はキーの評価についてです。中指は中段よりも上段の価値が高いという考えをベースに調整しています。つまりQwertyで言えばキー評価はE>Dであり、I>Kであるということです。

ただでさえM+FとK+Fはナンバ押しを用いている現状I+Fは異手の最重要キーです。ここへHome配置について反対意見をお持ちの方も多いでしょう。批判の声が届いていないのは不思議なくらいです。Home・Endをここまで優遇する人はそうそういないはずです。

もう一点は編集モードの配置にはIMEの仕様を熟知する必要があるということです。説明のため動画をはさませてください。ストリートファイター5のプロゲーマー、カワノ選手のYoutube動画です。

ゲームの仕様とキャラの特性をよく理解したうえで考え抜かれたボタン配置をされていることが、格闘ゲームに馴染みのない方でもわかりやすく説明されています。

ゲームの仕様とは、たすきで言えばIMEの仕様です。もし漢直を使うのならばここまでHome・Endを優遇はしません。変換中の文節を移動することがどれだけ重要であるか、練習を積んだうえで出した結論です。

他にホームポジジョンにHomeキーがあると覚えやすいとか、I+FとK+Vは一対のキー配置にしたいとか、行頭行末への移動も大事とか細かい理由はいくつかあるのですがその点は論旨がブレそうなのでここでは省きます。

もちろんこれから変更することは十分考えられますし反対意見にも耳を傾けるつもりではいますが、現状で後悔はしていません。