プロという存在

こんばんは。今日はこのエントリの感想を書きます。ぷよぷよというゲームのプロゲーマーの方のブログです。
www.livedesu.com
一部引用します。

「プロゲーマーになるのなんて楽勝だろ!すぐにでもなってやるよ!」という人と
「プロゲーマーになるのは難しいかもなあ…自分には無理そうだ」という人、
大会に参加しそうなのは一体どちらでしょうか?


また、この2つの考え方が一般認識として浸透していった先に、競技人口がより増えていきそうなのはどちらでしょうか?

「プロゲーマーになるのは楽勝」派 VS 「プロゲーマーになるのは難しい」派 - liveのブログ『清濁のるつぼ』

格闘ゲームの世界ではJeSUライセンスを断って賞金を一部しか受け取らない選択をしているプロゲーマーがいます。どういう意図があるのか今ひとつ分からなかったのですが、大会で入賞するようなプレイヤーだけがプロゲーマーとして認められるのなら引用部分のような印象を受ける人が増えるのではないかという点を懸念しているのかもしれません。正直私はそこまで思い至らなかったですね。

同時にプロへのハードルを下げるリスクもあるはずです。麻雀の世界では以前は競技プロが軽く見られるような風潮がありました。最大の要因は将棋や囲碁と比較するとハードルが低く生活していける人が限られていたからだと思います。その技術が正当に認められるようになったのは近年の話です。下手をすると今でも不当な扱いを受ける競技プロもいるかもしれません。難しいですね。

RTCの入賞者にJeSUライセンスを発行するというのは十分考えられる事態だと思います。その時タイパーとはすなわちJeSUライセンス保持者だという一般的認識が広まるのには抵抗があります。タイピングのプロとは入力オペレーターの人達だという固定観念があるからですね。古い人間と言われてしまいそうなのが今から心配です。

反面それでも構わないという気もします。RTCのレベルの高さなら注目を集めるのは想像できます。称賛にふさわしい技術の持ち主がそれを受けるのは自然な流れです。もちろん異論を挟むつもりはありません。当然自分こそがプロだと名乗り出るような真似をしようとも思いません。

もしプロとして生活できれば幸運でしょうが、そこを目指しているわけではありません。私はあくまでもやりたいことをやっているだけですね。肩書ならハイパータイパーだけで十分です。