tsf-tutcodeでIMEトグルを設定

きたみりゅうじさんがブログにキーボード配列に関するエントリを書かれています。結論から言うと問題の解決に繋がる適切な手段は思い浮かびませんでした。
oiio.jp
oiio.jp
紹介するまでもないかもしれませんがきたみさんは長年に渡り幅広い分野で大変有意義な仕事をされている方で、私も出版された書籍を何冊か買わせていただいています。ブログも前身のキタ印工房時代から読ませていただいています。万が一ご存じない方のためにWikipediaのリンクを貼っておきます。
きたみりゅうじ - Wikipedia

直接きたみさんのエントリを読んでいただけば話が早いのですが、自分なりにここまでのエントリの流れをまとめます。

1.英語配列のキーボードでIMEを切り替えるショートカットを押すのが面倒だから、右Alt単打でIMEオンオフのトグルに変更したい。
2.常駐ソフトを増やしたくないのもあってChange Keyレジストリを変更して右AltをF13に配置し、IME側でF13をオンオフのトグルに設定した。
3.MS-IMEは2の方法で変更できたがATOKでは不可能だった。


まずGoogle日本語入力では可能か気になりましたが既に紹介されている方がいます。
cheejpn.hatenablog.com
ATOKでの解決法はATOKユーザーの方にお任せするとして、私はtsf-tutcodeでの設定方法を調べました。まずF13を右Altへ配置するまではきたみさんと同じなので省きます。

tsf-tutcodeの設定ダイアログから「キー0」タブを開き、F13の仮想キーコードである0x7cを仮想キー欄に入力して更新ボタンを押します。ON/OFFのラジオボタンを切り替えて両方ともに登録します。登録が終了するとこんな画面になるはずです。

これまでキー設定はAutoHotkey前提で考えてきました。便利なソフトでとても助かっていますが、常駐ファイルが複数あると確認が面倒なのも事実です。この方法であれば必要以上にahkファイルを増やさずに済みますね。

これと今日の練習を踏まえて現在のahkファイルを貼っておきます。

#include ime.ahk
#If IME_GET()
vk1D::Send,^{q}
vk1C::Send,{Enter}{Left}{BackSpace}{Right}
v::Send,{Enter}
b::Send,{BackSpace}
c::Send,{Esc}
x::Send,{BackSpace}
vkBC::Send,{5}
.::Send,{6}
!j::Send,{Left}
!l::Send,{Right}
!k::Send,{Down}
!i::Send,{Up}
#If

無変換で全角英数モードに変わります。漢字変換時に最上段まで指を伸ばすのがしんどいのでコンマとピリオドにそれぞれ5と6を置きました。xのバックスペース配置は人差し指の負担軽減目的です。

明日も変化を恐れず進むだけです。