ただ標準装備でないだけに、設定や不具合で何かと時間を取られるんですね。
そのため、「標準装備のローマ字入力を試してみることにしました」と書きました。ローマ字入力であれば、不具合やキーボードの選択の制限に悩まされることはないだろう、と思ったわけです。
親指シフトのことを書いたら批判を受けた話。バズる文章のひとつの構造はこんな感じなのか？
言いたいことはタイトルに尽きるのですが、個人的な印象を書いておきます。親指シフトより良い入力方法があると考える人間ですのでバイアスがかかっている可能性があることをお断りしておきます。
まず箇条書きの数を絞るべきだったと思います。デメリットが７つもあると聞いて一方的に親指シフトの問題点を指摘したいのかなと勘違いしました。
件のエントリを見て言及しなかった理由は、この方は問題点を絞り込めていないと感じたからです。何が問題であるかを自分で把握できていないのでは、他の選択肢を提示してもどうしていいかわからなくなる可能性が高いと判断しました。
このエントリを書くとしたら１．２．３．を環境の整備と不具合の対応に時間（手間）がかかる、４．５．をやりたいことに制限がかかる、６．７．は覚えることが多い、などとします。箇条書きはなるべく３つまでにすると読者に伝わりやすい気がしています。
加えてこのままだと親指シフトの問題点を挙げているだけと伝わるかもしれませんから、最後の「まとめ」で親指シフトの利点を再度アピールし、ローマ字入力と両者どちらにもメリットがあり入力方法の選択に迷っていることを書きます。
こうすれば「設定や不具合」に問題を感じているのがよりわかりやすいと思います。親指シフトを７年もやってきて熟知しているのはわかりますが、論点をより明確にしてほしいというのが正直な感想です。
