BS、実はアクセル説

配列制作を車に例えるとすれば、ブレーキとアクセルが存在します。シフト面はざっくりブレーキと言って構わないはずです。

「キーを押さない」。これに勝る速くて楽な動作はありません。

総打数が少ないことをめざす : ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく

すべて単打で入力が行えるのであればそれに越したことはありません。それでは薙刀式におけるBSはブレーキとアクセル、どちらの役割を果たすものでしょうか。

BSは修正のために使うのですから一般的にはブレーキであると考えられがちです。事実そういう先入観に囚われていたのですが、単打面に存在するBSはアクセルのように勢いよく踏み込むためにあると考えるべきかもしれません。

であればデフォルトのキーボードのようにBSが遠くへ配置されているのは、ブレーキが遠いのではなくアクセルが遠いと考えられます。実用入力を重視する配列制作者の方はBSの配置も考えてほしいですね。

もちろんこれは他人事ではなくて、シフト機構のブレーキが強いれんかにとっても大きな問題です。もっとアクセルを踏みやすくする工夫をすべきかもしれません。