先日作成した薙刀式AHK版はそれなりに満足しています。しかし、残念ながら大岡さんの仕様を完全には満たせませんでした。そこでGoogle日本語入力のローマ字変換テーブルとAutoHotkeyを併用してはどうかと考えました。
k_kana_test.txt - Google ドライブ
k_kana_test.ahk - Google ドライブ
まだ「しょ」等の拗音・外来音を定義していませんが、行数はだいぶ削減できそうです。連続シフトが効かないのは泣き所ですね。「ざ」の定義が難しそうなのでスペース連打に割り当てています。
最大の問題はユーザーにとってメリットが薄いことです。AHKとローマ字変換テーブルの両者とも設定が必要なのに、さしたる恩恵が得られないのでは手を出す気にもなれないでしょう。技術的資料として置いておきます。
追記
拗音清音の3キー同時押しを定義しました。「ゎ」をq連打に割り当てています。薙刀式本家よりも自由度が若干落ちていますが許容範囲とみなします。
追記2
拗音濁音の3キー同時押しを定義しました。外来音清音の一部も定義しています。外来音濁音に関しては気が乗らないので保留とします。f単打とs単打が出力されなかったバグも修正しました。
F13以降のFnキーを数字キーで出力しているのですが、13以上の全角数字入力に支障が出ます。1桁ごとに確定してください。幸いにして大岡さんは横書きの全角英数について否定的な立場のようなので、ひとまずいいとします。もし縦書きで13以上の箇条書きを多用する方がいれば考えます。
oookaworks.seesaa.net
追記3
「ファ」「フィ」「フェ」「フォ」「フュ」以外の外来音清音を定義しました。すっかり忘れていたIMEオンオフも加えています。3キー同時押しの定義が厳密には2キー+拗音なので、外来音清音が比較的打ちやすいというメリットはあるかもしれません。
追記4
このverではSpace入力で@を出力しているのですが、よく考えたら英語配列だと配置が日本語配列と違うので濁音の出力に問題が発生しそうです。日本語配列しか経験がないのでなんとも言えませんが、もし問題が発生した方は教えていただけるとありがたいです
— 小川謙三@凍結回避用 (@kogawa_vonly) November 8, 2020
試してくださる方がいなければ、英語配列のキーボードを買うしかないですね。