RTC2024に行ってきた(天狗の鼻編)


あまり個人の印象を主軸に置くのはどうかと思い、客観的な視点を心がけてきたのですがこのエントリではより主観的な話をさせていただこうと思います。

そもそもRTCという大会には2つの側面があると感じています。一つは純粋に全国大会として日本一のタイピング競技者を決めるイベント、もう一つはタイピングにおいて天狗になっている人間の鼻をへし折るイベントです。

むろんどちらの比重が大きいかは人によるでしょうが、個人的には後者の比重が大きいと今回はっきりわかりました。それくらい明確にテンションが落ちていました。もし選手の皆さんがあれほど盛り上げてくださらなかったら最悪途中で帰っていたと思います。

QwertyやJISかなで努力を積み重ねる正攻法以外の手段を探すのは間違っていないと今も言いきれます。しかしレベルを上げすぎた強者が物理で殴りあうような争いを目の当たりにすると傲慢になっていたと思わずにはいられませんでした。これからは上級者の皆さんにより敬意を払うようにします。

タイピング天狗勢の皆さんはぜひ会場で一緒に落ち込みましょう。見事に折れるようこの1年鼻を伸ばしておきます。