弱者の戦略

ノーミスにこだわるようになった理由を振り返ると、やはり入力オペレーター時代の影響が強いですね。毎日自分のミスを指摘される環境の中で生き残るには、まずミスを減らすしかありませんでした。その上でスピードを求められるのですから、よく続けられたなと感じます。

これは私の勝手な考えですが、多少ミスしても取り返せるという自信のある方だからこそ速度にこだわるのはないでしょうか。強者ならではの考え方ですね。弱者が生き残るには必ずしも強者と同じことをやっていてはいけません。ノーミスを徹底するのは弱者としての戦略です。

もし私が優秀なオペレーターだったとしたら、今ほどにはノーミスにはこだわっていないと思います。もっと速度との両立を考えていたはずですね。

いずれにせよ弱者がいかに生き残るのかという課題は当分つきまといそうです。これからも考えていきたいですね。