kouyさんの打鍵理論を受け入れよう

よって、新下駄で重視しているものは何かと言えば、速さと楽さの両方です。というか、その2つは(新下駄に限らず)必ず両立すると考えている、という事になります。

配列には制作者の仕事に対する考え方が現れる - 小川謙三の毒にも薬にもならない話

実際に横で打鍵を見させていただいて、この理論は少なくとも大きく間違ってはいないという気がしました。まったく無駄がなく私などよりよほど美しいタイピングでした。

格闘ゲームは脳のリソースの奪い合いが重要だと聞いたことがあります。これは配列制作にも言えることではないでしょうか。いかに脳の負荷を抑えるかが重要です。薙刀式は、この点を大事に設計されている配列です。

新下駄は配置されるキーが多く脳負荷が重い気がしていましたが、さほど気にならないというお話を伺いました。あくまで静的記憶であればそれほど負荷はかからないのかもしれません。逆にアクション数の多いれんかは配置以上に脳負荷が高いのでしょう。単打面を増やしアクション数を減らすことも検討せざるをえません。

とはいえここに来て大きい変更を加えるのにも抵抗があります。ひとまずもがけるだけはもがいてみます。