タイピングソフト・サイトが必要だとすれば

去年と言っていることが真逆だと突っ込まれるかもしれませんが人間は成長するのです。変化がなければ成長はありません。すみませんでした。石を投げないでください。

タイピング練習の最も一般的な手法であろうタイピングソフト・サイトでの練習ですが、これで伸びる能力は主に3つです。
1.運指最適化
2.打鍵イメージの構築
3.先読み

1.に関してこのエントリで詳しく言及することは避けます。最適化を行わなくても速い人は速いですし、ここまでたどり着いた皆さんならどういう技術かよくご存知でしょう。もし万が一ご存知ない方がいらっしゃれば過去のエントリをご覧ください。
jigendaddy.hatenablog.com
jigendaddy.hatenablog.com
2.は日常文でも要求される技術です。言い換えればそろばんや格闘ゲームのコマンドのように数字(文字)を見ただけでどういう動きなのか想像できる能力と言えます。

毎日社説を打っていて気づいたのですが、定期的にタイピングソフトで練習を行わずこの能力が不十分だと指が絡まるようなタイプミスが出やすくなります。まだ納得できない方がいればこちらのショート動画をご覧ください。プロゲーマーの方だからこそ、こうした基本的な練習を大事にされているのだと思います。
youtube.com
問題は3.です。そもそも先読みとはどういう技術か。一言で言えば指を動かしながらも次のワードの先頭に目をやることでより効率的に入力を行うテクニックです。

 「先読み」で次のワードを読むというのは、具体的には「次のワードの1文字目」という意識です。

新下駄配列でタイプウェル国語K総合XAを出すためにやったこと:前編 - 紙とエンピツ_ブログ版

qiita.com
別の言葉で表現すれば打鍵と確認を分離しマルチスレッドにするということです。マルチスレッドの処理を行わなければならない状況とは大岡さんの打鍵動画のように考えながらもスムーズに文章を書き進めることです。ならば応用も可能なはずです。

…という仮説はできたのですが、どうすればこの説を証明できるかはよくわかりません。また石を投げないでください。
oookaworks.seesaa.net
一案としてはタイパーの方に日常文の打鍵動画を撮っていただいてタイピング技術とどれくらい相関関係があるかを示していただくとありがたいかなとか思っています。定期的に成長度を見たいので、タイプウェルで言えばXランクやSランクの方が望ましいですね。もちろんZランクの方も大歓迎です。


で、ですよねー(震え声)