標準運指って実は弊害もあるよねという話

ここ数日「前提が違う」感覚を理解するためにMonkeytypeを打って気がついた話です。

これからタイピングを学ぼうとするのなら、標準運指で練習する事が多いでしょう。私は会社で標準運指で打つよう指導されました。それ自体が悪いとは思わないのですが最適化ゴリゴリで競技タイピングの世界に足を踏み入れる前提だと発想が固定化されやすいのは後になってじわじわと問題になってくる気がします。


kiやtuを78(右手人差し指→中指)で取るという考え方は出てきませんでした。もちろん単に頭が固いだけと言われてしまえばそれまでなのですが自分で開拓していく領域に到達した後でも標準運指を変えられないと、ずっと同じことを繰り返しているように感じられ練習を続けるのも難しいのではないでしょうか。

運指に限らず問題を言語化して具体的に変化できるかどうかはタイピングにおいて重要な能力です。「もっと実力者が言ってくれないと説得力がないですよ」という方はこちらのエントリを読んでください。こんな長話をする必要なかったなと思うくらいわかりやすい文章です。
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