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クリスマスプレゼントにしては少しばかり刺激が強い話です。いずれキー配列の世界にもこうしたゲームチェンジが発生するのかもしれません。
将棋や車と違うのは、結果を数字で表すのが難しい世界であることです。岡さんの努力によってかな配列にもようやく(配列自体の)スコアという概念が入り始めましたが、まだ発展途上であるのは否めません。
kouyさん100万字統計によるひらがな2モーラ+大岡さん2連接900種打鍵時間によるスコアの最終結果です。
— OKA Toshiyuki (@kanchokker) November 18, 2023
だいたい妥当な計算になったかと思います。
新下駄 6.40
のにいると 6.43
薙刀式 6.53
親指シフト 6.96
月 2-263 6.97
月光 7.07
添付図で赤字はその時点でのトップ。 pic.twitter.com/wJL6OjKn3f
コンピュータ将棋の界隈という小さな世界の話なのですが、機械学習に対して複雑な感情を抱いていた開発者が当時は多かったなというのが私の感想です。競合プログラマの作者が「機械学習を使うことは将棋プログラマの誇りに反している。手で作った評価関数が大切だ」みたいな発言をしていたくらいです。
AI開発の勝利のパターン|山本一成🚗TURING
こういう気持ちも分からないではありません。自分が手で作った配置が機械学習によって塗り替えられていくと思えば寂しさも感じます。
それでもいずれ変化を受け入れる日が来るのでしょう。せめてそういう技術を否定しないように自戒し努めるばかりです。機械学習での配列制作に挑戦したい方がいればどんどんやってください。対戦よろしくお願いします。